PDF EPUB変換:電子書籍化が可能に!EPUBに関する概要まとめ
① PDFからEpubに変換することが必要となった理由
私は設計会社に勤務しており、毎日AutoCADを用いて図面を作成しています。
会社が重宝している『設計の技術指針』を日々読み確認し、新人教育にも用いられているのですが、現在、この技術指針はPDF文書として保存・管理されています。
ある日、会社の定例会議で「技術指針を電子書籍化した方が取り扱い易いのでは?」との案が出ました。
全員一致で賛成したのですが、ふと疑問。「どうやって電子書籍化するのですか?専門業者にお願いするのでしょうか?」と私は発言しました。
すると、周囲は「うーん経費がかかるねぇ」と頭を悩ませた様子。結局保留にして会議を終了しました。
私は電子書籍を作成するとはどういう事かを分かっていなかった為、まず電子書籍の作成の仕方を勉強する事にしました。こちらで作る事が出来れば経費が掛からなくて済むからです。
調べた結果、電子書籍はPDFを利用しているユーザーが沢山いましたが、PDFよりもっと高度な電子書籍により近いファイルが無いものか検索をかけると、出てきたのは「Epub」という馴染みの無いファイル名でした。
PDFとEpubの違いも記載してあったので読んでみると、Epubはブラウザ対応。紙をデジタル化するPDFより更に近未来的です。
PDFの技術指針をEpubに変換するソフトさえあれば、お金をかけて業者に依頼する必要もなくて済みます。
数日後、勤務の合間をぬって「PDF Epub 変換」とインターネットで専用ソフトの検索をかけてみました。
② PDFからEpubに変換するソフトを見つけた
するとWondershare社の『スーパーPDF変換・編集・作成+OCR』のソフトがヒットしました。
製品内容を読んでみると、PDFを様々な形式のファイルに変換出来、その中にEpubファイルもありました。
Epubファイルに変換されたらどの様なスタイルになるのか見たかったので、ひとまず無料体験版をインストールしました。
③ PDFからEpubに変換することは簡単に完成
最初にユーザーガイドのボックスが出て来て、その次に元データを選択。私は早速技術指針のファイルを開きました。そして次の画面で変換ファイルの選択が出来ます。Word、Excel等のアイコンに続き、「他の形式に」のアイコンをクリックすると「Epub」が出て来ました。
次の画面では「変換」ボタンがあるので、クリックをすると処理が実行されました。
技術指針はページ数がある為少々時間が掛かったものの、15秒ほどで完成しました。
初心者でも簡単な手順ですし、更に「高度設定」のオプション画面「EPUB」のボックスにはブックカバーの付与を選択出来るのです。
早速数日後の定例会議で『スーパーPDF変換・編集・作成+OCR』のソフトの有償版をインストールし電子書籍化が出来る事を伝えると、会社の費用での購入が認められました。
Epubというファイルの存在も含め、とても良い知識を得た貴重な機会となりました。